小学校からのひらがなの宿題、どう教える?~part2~

こんばんは!

先日に続きまして、今回も小学校の宿題を見ていこうと思います。

前回の見るときのポイントは、

①どのくらい間隔を空けているか

でした。

それはもう毎回やってもらうとしまして、、、、

本日は、少々ステップアップして(いきなり!(笑))

➁子どもに考えさせてみる

です。

文字を教えようとするとき、最初から親の持っている知識を提供しようと考える方はいらっしゃらないでしょうか?

パッと子どもの書いた文字をみて、上手だなぁ、イケてないな~などいろんな思いが出てくるかと思います。そんな時、もっと大きく書いてみたら?や文字が小さすぎるんじゃない?など感じて思ったことを伝えたことはないでしょうか?

子どもがある程度わかっている、または全くわからない場合のどちらでもまずは知識の提供から始めているという方、

その順番を少し変えてみてください。

教えるを辞書で引くと以下のような意味があります↓

1.注意を与えて導く。さとす。戒める。
2.知っていることを告げ示す
3.学問や技芸などを身につけるように導く
                                                                          【参照:広辞苑】

知識を提供することは上記の場合2に当たるかと思います。

こちらを3→1→2の順で行ってみてほしいのです。

まず、導く。それは自分の頭で考えるように自分自身を導く、という感じです。

最初から知識を提供してしまうと答えを入れ込む形、試験勉強でいう答えを丸暗記するイメージになるかと思います。

そうですそうです、試験前に徹夜して後日さっぱり忘れるパターン、私も経験者です。

では身につくように定着させるには??

子ども自身が自分を答えに導いていくことです。

それには自分で考える必要があります。

なので、まずは自分を導く。

そして、そこで気づかなかった点についてはここだよ~と注意を与えて答えを全部言わずに導く。

最後に、知識の提供です。

何もしない、ちょっとサポート、最後にドーンッッッ!という感じです。

ではやってみましょう!

娘に聞きました。

親:「今回、自信なかったところはあった?」←3(導き)

すると、

子:「うん。。。。」と指をさしました。

親:「その「ま」ね。どこが自信なかった?どの部分?」

子:「えっとね、ここ」と一画目を指します。

しかし、一画目はよく書けています。

親:「そうだったんだね、でもお手本どおり書けてて良いよ。その下二画目はどう?」←ここが1(注意を与えた導き)。

子:「ダメ、ちょっと短い」

親:「本当だ、ちょっと短いね」

子:「他にはある?」←ここも1(注意を与えた導き)

子:「ここかな。お山が小さい」

親:「そうだね、少しお山小さいね。下からのスペースはどうかな?見本と比べると同じくらい?」←ここも1(注意を与えた導き)

子:「ううん、もっと下だった」

親:「うん、そしたらもっと見本に近くなったね。じゃあ今言ってたことまとめてみるね。」←ここが2(知識の提供)。

親:「これでもう1回書いてみようか?」

子:「うん!」

親:「いいじゃん!!!!自分で考えて書けたね、すごい!」

という感じです。

すると、勢いづいた娘の方から新たな発見!です。

「ま」の両サイドは指1本分の余白があるということに気づきました。Good job!

実は以前、教えるということになったとき、2の知識の提供からやってしまっていたのはこの私です…

すると娘がだんだんゲンナリしてきたり(聞いてるばかりで)飽きてくる様子が伝わってきてこちらも戦意喪失~と言いますか。

この状況を打破すべく編み出したのが、

必殺!!!自分で考えて~法です。

この方法は親も子もストレスフリーなのでぜひお試しください~(^^♪

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